映画『グランド・イリュージョン』（10月25日日本公開）に出演する俳優のウディ・ハレルソンが、本作の役どころやマイケル・ケインとの共演について語ってくれた。

本作は、大胆な手法で銀行の金庫の大金を狙うジェシー・アイゼンバーグら“フォー・ホースメン”と呼ばれる4人のプロマジシャンと捜査官の攻防を描く話題作。

ウディは本作でどのような役柄を演じるのだろうか？

「メンタリストであるメリットは、人生の早い段階で成功したが底辺まで落ち、そして3人のマジシャン達と働く機会を得ることが出来た。4人は一緒に活動することになり、強盗を働き、金持ちから金を盗んでは貧乏人に分け与え、崇高な事をしていくんだ」。

また、本作ではウディと往年の名俳優マイケル・ケインの共演も注目を集めるが、ウディにとってもその撮影は非常に魅惑的だったようだ。

「（初めて現場でマイケル・ケインと会った日について）『あなたがあのマイケル・ケインですね！』って感じでしただった。結局のところ、本当にいい人だったんだ。驚くべき話を沢山してくれて。一緒にご飯に出かけたり、プライベートの時間を過ごすことができ、クールだったよ」。

共演者のデイヴ・フランコはニューオリンズの撮影現場が非常にエキサイティングで興奮したと明かしていたが、ウディにとってもニューオリンズでの撮影は特別だったようだ。

「（マジックショーの）一つはベガスでやって、ニューヨークでもやったけど、ニューオリンズでやったものは最高だった。なぜなら観客は料金を自分たちで払った人ではなく、料金をもらっての参加者だったんだ。普通に見ていたら分からないかもしれないけどね。料金をもらっているにも関わらず途中から疲れてくるけど、でもニューオリンズの観客役は今まで見たエキストラの中で最高だったよ。熱狂して、興奮して、カトリーナが襲ってきた後の会場での設定だったけど、14時間の撮影中素晴らしいムードだったんだ。それも3-4日間連続だった。そんな驚くべき人々を目の前で見られたことは良かった。観客に向かって『今まで見たエキストラの中で一番いい俳優たちだったよ』とステージの上で言ったくらいだった」と熱く語ってくれた。

最後に本作の注目すべき点については、「コメディ、アクション、スリラー、あとは西部の酒場のホンキートークがあるところかな（笑）最後は冗談だからね」と明かしてくれた。

グランド・イリュージョン

10月25日より全国ロードショー
ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウッディ・ハレルソン、メラニー・ロラン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンら豪華キャスト共演で、 大金を盗み出した4人のマジシャンとFBI捜査官らの攻防を描くクライムエンタテインメント。カリスママジシャンのアトラスをリーダーとする4人組スー パーイリュージョニストグループ「フォー・ホースメン」が、ラスベガスでショーをしながら遠く離れたパリの銀行から金を奪うというマジックを披露し、観客 を驚かせる。FBI捜査官のディランとインターポールのアルマは、彼らがさらなる強盗を働く前に阻止しようとするが、フォー・ホースメンのイリュージョン を見抜くことができない。捜査陣はマジックの種を暴くことで有名なサディウスという人物に協力を依頼するが……。監督は「トランスポーター」「タイタンの 戦い」のルイ・レテリエ。

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