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 海外のカジノをインターネットで中継し、客に違法な賭博をさせたとして、愛知県警は18日、名古屋市中区錦3丁目の「インターネットカフェ CAT」を常習賭博容疑で摘発した。県警は暴力団の資金源となっていたとみて、売上金の流れを調べる。

 捜査4課と中署は同日夜、従業員の田原百合子(62)、自称店員の大村正子(30)の両容疑者を常習賭博容疑で、客2人を賭博容疑で現行犯逮捕し、発表 した。同店は海外のカジノ運営会社と契約し、現地からバカラ賭博の映像を中継。両容疑者は店のパソコンで客に賭博をさせた疑いがある。

 店は、名古屋市中区の繁華街の中心にあり、飲食店や風俗店がひしめく一角。雑居ビルの4階で営業していた。県警の捜査員は、酔客らが見守る中、カジノ店からパソコンなど段ボール十数箱分を運び出した。