【立松大和】今年60周年を迎えた中京競馬場(愛知県豊明市)で29日、記念イベントがあった。全国のゆるキャラ15体が芝コース100メートルを走る「ご当地キャラ記念」では、観客から大歓声が上がった。

 愛知県岡崎市の「オカザえもん」や、岐阜県多治見市の「うながっぱ」などが出走。キャラクターの動きやすさなどから、最大50メートルの距離や、重さ15キロのリュックを背負うなどのハンディ戦で、混戦になった。

 スタートがよかった愛知県西尾市の「まーちゃ」が逃げ切り勝ち。ハンディとして50メートル長く走り、唯一最重量の15キロリュックを背負ったオカザえもんは、体調不良から復帰したばかりで惨敗。芝生に座り込み、「50メートルのハンディを乗り越えられなかった。くやしいです」と筆談で答えた。愛知県南知多町の「しらっぴー」の左足が脱げるハプニングもあり、笑いを誘った。