収入 | 貧乏、ギャンブルやめるってよ

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 08年から始まった「ふるさと納税」制度。名前は知っていても中身は知らないという人も多いはず。でも、実はとても簡単。ちょっとのお金で地域貢献できて、税金が控除され、いろんなものがもらえて……と、いいことずくめなのだ。
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多くの人が憧れ、目標にする「年収1000万円」。けれど実際は、1000万円稼いでも幸せなお金持ちになれるとは限らない──。一方で「年収300万円」でも幸せなお金持ちになる人がいます。それは「お金の主人」になること。「お金の主人」になるために必要なこと、教えます。

◎話を聞いたのは 
伊藤邦生さん 国内大手金融機関勤務を経て、不動産投資のコンサルタントに。多数の成功者を輩出した経験を踏まえた著書『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』(中経出版)がベストセラーに!

高収入のエリート社員が借金に追われる理由とは

 年収1500万円超、高級ブランドのスーツ、靴、鞄でビシッと身を固めた一流証券会社勤務の30代・独身。かたや年収300万円、服装も印象もジミ目な妻子持ちの公務員の30代──「2人のうち、将来どちらがお金持ちになりそうか?」。そう問われたら、前者の証券マンを挙げる人が圧倒的かもしれない。
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 だが、「お金持ちになれるかどうかは、実は年収は関係ありません」。自身、証券会社勤務を経て、現在は不動産コンサルタントとして多くの成功者を輩出してきた伊藤邦生さんはそう断言する。

 いったいどういうことか?

 伊藤さんいわく、お金持ちになる法則はたった2つ。その1つ目の関門となるのが「自分のために働き、自分のお金を作る」ことだという。

 そんなことは、働いて稼いでいる大人ならば当然、実践していると思うだろう。だが、さにあらず。「自分が稼いだお金の一部を、きちんと自分のものにすることは意外にも難しい」と伊藤さんは指摘する。そのダメダメな典型例が先に登場した証券マンなのだ。実は彼は伊藤さんが勤めていた会社の先輩。トップセールスマンとしていくつも大きな案件を手掛け、社内でもやり手として知られる存在だったという。

 「給料も相当稼いでいたはずです。ところが、ボーナスが支給された当日、その先輩が消費者金融への返済に追われている場面を目撃してしまった……ビックリしましたね。一等地にマンションを借り、夜は毎晩飲み歩き、外車を乗り回す。そんな派手な生活がたたり、実は家計は火の車だったのです」(伊藤さん)

世の中は誰もが散財する誘惑に満ちている

 例に挙げた証券マンのように極端ではなくとも、「家計はカツカツでなかなか貯金ができない」。そんな人は少なくないはずだ。そう、自分で稼いだお金は当然、自分のものだと思っていても、実際は住宅や車のローンに追われ、「建設会社や銀行、あるいは自動車メーカーが儲かるために働く人生になってはいないでしょうか」。伊藤さんもそう問いかける。

 さらに言えば、この世は誘惑が多い。高額なものを売ろう、買わそうと、企業が続々と新商品・サービスを生み出し、派手なPR活動が展開される資本主義社会においては、よほど自制心を持たねば、誰もが先の証券マンの二の舞になりかねない。

 しかし、デキる人は年収に関係なくデキている! 先の年収300万円の公務員がそうだ。「貯めたお金で不動産投資をしたいので教えてほしい」と伊藤さんの元を訪れたという彼、専業主婦の妻と小さい子供を抱えながら、貯金額は驚くなかれ1000万円! 計画的に家計をやりくりし、コツコツ貯金を実践。すでに不動産投資の本を読みこみ、投資に向けての準備も万端だったという。

 年収1500万円の証券マンと年収300万円の公務員では、年収に5倍もの差があるが「間違いなく後者のほうが10年後には資産家になっている」と伊藤さんは断言する。

 ここで下の図を見ていただきたい。伊藤さんによると、お金持ちになる道のりは3つのステージ、6つのレベルに分かれる。
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 さて、今のあなたはどこに位置しているだろうか。日々の暮らしに追われ、一生働き続けなければならない、いわば“お金の奴隷”状態の「アリ」なのか。あるいは、公務員の彼のように“お金の主人”として、「ゴールドスワン」のステージに駆け上がる可能性を秘めたヒヨコやスワンといったお金持ち予備軍なのか。

 もうおわかりだろう。後者を目指すならば、大前提として「支出コントロール」の壁を乗り越える必要がある。といっても、方法は簡単だ。給料をもらったら、先にその1~3割を自動引き落としで貯蓄し、残りの予算で生活する習慣をつければいい。ジミなようで、これこそがお金持ちになるための大前提なのだ。
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「年収300万円だからこそ、豊かで幸せな日々を送ることができる」

 こう提言するのは『プア充―高収入は、要らない―』(早川書房刊)を上梓した宗教学者の島田裕巳氏だ。島田氏がプア充のすすめを説く。

 * * *
「お金は、あればあるほど幸せになれる」 「辛い仕事でも、我慢して働いていれば、そのうちきっと報われる」

 果たしてそうだろうか。むしろ稼げば稼ぐほど、お金に対する不安や執着や欲望が増すのではないか。また、右肩上がりの経済成長が終わった日本では、がむ しゃらに働いても、その労働に見合った収入を得るのは難しくなっている。特別な才能がないと高収入は期待できず、今後、格差はますます広がっていくだろ う。そんな時代だからこそ、自分にとって豊かで幸せな生き方とはどのようなものかを改めて問い直す必要がある。

 私が提案するのは、会社に縛られずにそこそこ働き、年収300万円ぐらいで自分の生活を充実させていく「プア充」という生き方である。東洋の「小欲知 足」(欲を持ちすぎず、現在の状態に満足する)という思想を、現代の日本に合う形にアレンジしたものだ。収入が低いからこそ豊かで安定した生活ができて、 楽しく幸せに生きられるという考え方である。

 年収300万円というと、「それってワーキングプアじゃない?」「貯金できないし、結婚もできない」と思うかもしれない。しかし今の日本では、むしろ楽しく幸せに暮らしていくことができるのだ。

 その理由を説明しよう。会社で働いていると、今月より来月、今年より来年というように、常に成長していないと存在意義がないと考えがちだ。確かに会社は株主に利益をもたらすためにあるものだから、成長という使命からは逃れられない。

 しかし個人が「成長しなければならない」というプレッシャーにあおられると、過剰な労働に体を酷使してでも「もっと稼がなくては」という気持ちが際限なく湧いてくる。年収300万円を超えると、今度は350万円、次は400万円、さらに500万円といった具合に……。

 でも、そうなったら稼いでも稼いでも、永遠に満足することはないだろう。あれも欲しい、これも欲しい、だからもっとお金が欲しいなどと、お金に対する執着や欲望が増し、歯止めが利かなくなってしまう。

 さらに、稼いだら稼いだで、やれマイホームだのマイカーだのと、周りからいろんな誘惑がある。いったんローンを組んでマイホームを買ってしまうと、定年 までローンに縛られる。お金を稼いでもローン返済に回さなければならないから、本人や家族の趣味や娯楽など、本当の楽しみのために使えるお金は残らない。 稼いでいるのにお金がない状況に陥り、ますます「稼がなければ」と焦ってしまう。そんな生活は楽しくないし、幸せでもない。

 今の日本は社会全体が豊かになっているから、たいしたお金がなくてもそこそこの生活は維持できる。街を歩けばいろんな催しやイベントを行なっているし、 無料で楽しめる娯楽もいっぱいある。社会インフラも整っていて、美術館や博物館に行けばわずかなお金で芸術作品を鑑賞できるし、知的好奇心を刺激するもの を見ることができる。金額に比例して楽しさが増えるわけではない。

 欲を持ちすぎず、無駄な出費を抑え、社会の恩恵をうまく利用すれば、年収300万円でも豊かで楽しい暮らしができるのだ。

※SAPIO2013年11月号
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