メディアを運営する上では「マネタイズ」が課題になります。

「ihayato.書店」は2013年度は、広告+アフィリエイトで年間500万円程度の売上を確保することができました。来年は目標控えめで、250万円くらいを見込んでおります。まぁ、ぼくひとりならこの規模でもサステナブルにできますので…。

寄付をもらってメディアをつくる

メディアのマネタイズというものは、一般的には広告を売って実践させるものですが、メディアの性質によっては広告の相性が悪いこともあります。広告 主が付いてしまえば、彼らにマイナスになることが書きにくくなります。また、そもそもバナー広告なんかは、読者にとっては邪魔者になりがちです。

そうなると、ひとつの方向性として「読者から寄付を貰ってメディアを運営する」という選択肢が浮かび上がってきます。アメリカではこの方法でマネタイズしている大規模メディア(プロバプリカ)も存在していたりするので、日本でも十分可能な気がするアプローチです。

日本ではgreenzという媒体がNPOメディアとしての可能性を追求しています。会員制度は始まったばかりですが、発行人の鈴木さんが書かれた「「ほしい未来」は自分の手でつくる」に具体的な数字が載っていたので勉強がてら考察してみます。